2018年3月15日木曜日

焦点中国ブラックテクノロジー駆使して監視国家構築へ - ロイター

Pei Li and Cate Cadell

 3月10日、北京郊外の幹線道路に設けられた検問所では、地元警察官が新しいセキュリティツールを試している。写真は北京に設置された監視カメラ。6日撮影(2018年 ロイター/Thomas Peter)

[北京 10日 ロイター] - 北京郊外の幹線道路に設けられた検問所では、地元警察官が新しいセキュリティツールを試している。それは、運転者の顔の特徴と車のナンバープレートを読み取り、即座に犯罪容疑者のデータベースと照合する「スマートメガネ」だ。

人工知能(AI)を利用したこのメガネはLLビジョンが製造。車中の人物の顔とナンバープレートをスキャンし、中央で集約されたブラックリストと一致すれば、赤い警告表示が点灯して、メガネを着用した警察官に知らせる。

今回のテストは、今年の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が北京中心部で開催される時期と一致しており、中国指導部が、テクノロジーを利用した国内治安強化に向けて本格的に動いていることを裏付けている。

こうした動きは、中国が高度な監視国家を築きつつあり、異議申立てに対する弾圧を強めるのではないかという懸念が広がっている。

「(中国)指導部は以前、インターネットと通信テクノロジーの発展にかなりの恐怖感を抱いていた」と、香港大学のメディア研究プロジェクト「中国メディアプロジェクト」の共同ディレクターを務めるデビッド・バンダースキー氏は語る。

「だが今や彼らは、それらを社会や政治を統制するため、絶対に不可欠のツールだとみなすようになった」

LLビジョンのWu Fei最高経営責任者(CEO)は、中国当局は容疑者や脱法者を捕まえるという「崇高な目的」のためにこの装置を使っているため、プライバシーの問題を懸念するべきではないと語った。

「われわれは政府を信頼している」と同CEOは北京本社でロイターに語った。

ロイターはここ数日、北京で疑わしい人物や車両を特定するために警察がこのメガネを試験的に使用している様子を確認した。

習近平国家主席が率いる中国は、中国共産党の利益に反する行動をネット上だけでなく幅広く追跡・統制を徹底するため、AI、顔認識、ビッグデータといったテクノロジーの利用に本腰を入れている。

習主席は今月、国家主席の任期制限を撤廃する改革を遂行することで権力基盤を強化するものと予想されている。これによって実質的に、習氏が無期限に現在の地位に留まることが可能になる。

 3月10日、北京郊外の幹線道路に設けられた検問所では、地元警察官が新しいセキュリティツールを試している。写真はLLビジョンが製造した運転者の顔の特徴と車のナンバープレートを読み取り、即座に犯罪容疑者のデータベースと照合する「スマートメガネ」のプロモーション動画。2月撮影(2018年 ロイター/Thomas Peter)

中国全人代の会場となる人民大会堂に足を踏み入れる代議員や訪問者は、顔認識スキャナによる検査を受けなければならない。関連する諮問機関である中国人民政治協商会議の出席者も同様だ。

テクノロジー専門の国営日刊紙である科技日報は、未来的な監視用電子機器について、中国のマンガに出てくる言葉を使い、「今年、2つの会議におけるセキュリティには、オンライン化した新たな『黒科技(ブラック・テクノロジ―)』がいくつか導入された」と表現した。

科技日報によれば、今年の全人代と政治協商会議で用いられるカメラは、疑わしい顔認識データの取得や、分析、比較を約2秒で完了できるものに更新されたという。これを支えるのは、ブラックリストに載せられた個人に関する全国データベース「スカイネット」と呼ばれるシステムだ。

「SF映画『マイノリティ・リポート』の世界は、いまや基本的には日常生活の一部になりつつある」と科技日報は述べている。『マイノリティ・リポート』は、犯罪が起こってもいないうちに解決され、処罰されるような未来社会を描いた、トム・クルーズ主演の米国映画だ。

 3月10日、北京郊外の幹線道路に設けられた検問所では、地元警察官が新しいセキュリティツールを試している。写真は運転者の顔の特徴と車のナンバープレートを読み取り、即座に犯罪容疑者のデータベースと照合する「スマートメガネ」を製造したLLビジョンのWu Fei CEO。2月撮影(2018年 ロイター/Thomas Peter)

<ロボットとドローン>

中国が実用配備しているセキュリティ技術はますます多種多彩になっており、国内関連産業の成長を加速させる一方で、個人のプライバシー侵害の拡大を巡る懸念も、人権擁護活動家の間で高まっている。

主に懸念されているのは、ブラックリストには、弁護士から芸術家、政治的な反体制派、慈善団体の職員、ジャーナリスト、人権活動家に至るまで、幅広い人々が含まれる可能性がある点だ。

新たなテクノロジーには、群衆統制用の警備ロボット、国境地帯を監視するドローン、オンラインでの言動を追跡や検閲するAIシステムなどがある。また、携帯電話データを強制的に読み取るスキャナや、バーチャルリアリティ用のカメラを装着した警察犬まで登場している。

ヒューマン・ライツ・ウォッチによる最近の報告によれば、中国は音声認識能力を強化するため、生体認証機能を備えた音声データベースも拡大しているという。

北西部の新疆地区など社会不安のある地域で以前から使われていた監視手法は、いまや国内で広く展開されており、来年には、強力ではあるが細分化されていたシステムを中央への集約し標準化を進める計画がある。

全人代の会合において、ほとんどの代議員は、国内の治安改善のためにテクノロジーの利用を拡大することはプラスであり、プライバシーに関する懸念を大きく上回るメリットがあると述べていた。

「これは良い話だ。わが国のテクノロジーが本当に世界をリードしていることを意味する」と中国東部・江蘇省選出の代議員Lu Yaping氏は語る。「安全性については何も心配していない」

(翻訳:エァクレーレン)

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近未来のテレビを体感 日テレクリエイティブテクノロジーラボ開催 - 秋田魁新報

※写真クリックで拡大表示します

セミナーでMCアシスタントを務めたアンドロイド・ERICA

 日本テレビの技術統括局・日テレラボが主催する、放送の最新テクノロジーを活用したクリエイティブとビジネスを体感するイベント『クリエイティブテクノロジーラボ』が3月6日と7日、東京・汐留の日本テレビにて開催された。

【写真】MCアシスタントを務めるイベント中のERICA(右端)

◆テレビの楽しみを拡張する視聴システム

 本名称となり2回目となった今回は、テレビの未来を考えるセミナーのほか、AI、ロボット、MR/VR、4K/HDRなどの最新技術、サービスを展示するブースや、実際にその場で近未来のテレビ視聴を体験できるエリアも設けられ、大勢の来場者がつめかけた。

 なかでも人気を集めていたのが、現在開発中のMR(複合現実)放送連動視聴システムの体験ブース。スマートグラスを着用すると、テレビ番組と連動したデータやさまざまなCGがテレビ画面の外側に表示されるもので、複数人で同時に視聴することができる。この日のデモでは、プロ野球中継の放送にあわせて、打順やスコアがテレビ画面の外に常時表示され、選手紹介では3DCGで実物大の選手がテレビの横に現れた。

 また、音楽番組では、立体記録技術の活用によって、歌って踊るアーティストをテレビ画面の横に立体的に表示され、細やかな動きから息づかいまでが伝わってくるようだった。まさにテレビの楽しみを拡張する視聴システムになっている。

◆MCアシスタントを務めたアンドロイド・ERICA

 ホールでは、上重聡アナウンサーとともに、昨年も登場したアンドロイド・ERICAがアシスタントを務めて、2日間を通して開催された有識者の講演や日テレグループの取り組みを紹介するセミナーの司会進行を担当した。

 主な講演は、感性を持つAIの可能性とテレビが提供できる価値についての松原仁教授(はこだて未来大学)による『AI時代にテレビが取り組むべきこと』、次世代のメディアの形と役割についての落合陽一氏(筑波大学准教授/ピクシーダストテクノロジーズ代表取締役)による『テレビは映像から魔法へ生まれ変われるのか!?』など。満席となった会場は、立ち見が出るほどの盛況ぶりだった。

 最終日には、日テレ技術統括局のスタッフにより、同社のマスター設備の最新システム導入事例が具体的なスケジュールや更新手順も含めて詳細に紹介されるなど、日テレならではの本イベントは、今年も広く放送関係者の注目を集めていた。

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さようならホーキング博士 ハイテクテクノロジーが支えた天才物理学者 - Yahoo!ニュース 個人

KNNポール神田です。

英物理学者のスティーブン・ホーキング博士が死亡した。家族のスポークスマンが(2018年3月)14日、明らかにした。76歳だった。家族によると、英ケンブリッジ大学近くの自宅で、穏やかに息を引き取ったという。ブラックホールや相対性理論に関する画期的な研究で知られ、「ホーキング、宇宙を語る(A Brief History of Time)」など、一般読者向けの科学書はベストセラーとなった。

ホーキング氏の略歴

1942年1月8日に英オックスフォードに生まれる

1959年にオックスフォード大学に入学。専攻は自然科学。その後、ケンブリッジ大学で博士号を取得

1963年までに、運動ニューロン疾患と診断され、余命は2年と宣告される

1974年に、後に「ホーキング放射」と呼ばれるブラックホールからの熱放射を提唱

1988年に「ホーキング、宇宙を語る」が出版され、1000万部を超えるベストセラーになる。

2014年にホーキング氏の半生を描いた映画「博士と彼女のセオリー(The Theory of Everything)」が公開される。ホーキング氏は俳優エディ・レッドメインが演じた。

出典:スティーブン・ホーキング氏が死去、76歳

1994年 MACWORLD BOSTONの基調講演

スティーブン・ホーキング博士の講演と講演後にお話をさせていただく機会が一度だけあった…。

1994年、Apple社のMacintoshのカンファレンス『マックワールド』だった。米国のボストンで開催された。

AppleのカンファレンスにIBM製のマシンを搭載したホーキング博士の車椅子での登壇は異様にも思えたが、ホーキング博士のCD-ROMタイトル『A Brief History of Time: An Interactive Adventure Multimedia CD-ROM(英語)』を紹介しながらレクチャーするというスタイルが取られた。

さっそうと、車椅子を操作し登壇場所までのスロープを駆け上がるホーキング博士。そのスピードに満員の会場は湧いた…。指先だけで車椅子は最高スピードで疾走する。しかし、そこから重い時間が流れる…。

舞台の中央に登ったホーキング博士のボイスシンセサイザーは、何も発生しなかったからだ…。5分経過し、10分経過し、基調講演の会場も流石にざわつき始める…。懸命に手元のスクリーンを見続けるホーキング博士の目と、指先だけを動かすホーキング博士のクローズアップ映像だけが、沈黙の中で永遠に動き続ける…。イベントの主催者は気が気でなかったことだろう。15分ほどしてからようやく…第一声が流れた。

Hello Everyone I am Stephen Hawking…。

会場は、一気に、割れんばかりのスタンディングオベーションで博士の第一声を迎えた。後にも先にも、基調講演で、あれほどの緊張感を味わったことは一度も無い。もしかすると、これはトラブルでなく、それだけ指先入力での会話が大変だということを示す演出だったのかもしれないと感じたほどだ。

基調講演が終わった後で、囲みの会見に参加することができた。

ホーキング博士に質問をすると、しばし、視点をモニターに向けながら、指先で文章を推敲していく。そして最後にシンセサイザーで音声を発生させる。単純な会話でも、親指のジョイスティックを操作し、文章を紡いでいく。

1994年という現在から24年も前の約四半世紀前のテクノロジーでさえ、感動を与えてくれる。この指先入力のテクノロジーが無ければ、当時のホーキング博士は、何も表現活動ができなかったからだ。少なくとも、ホーキング博士はテクノロジーによって論文を発表し続けることができ、我々、健常者が見ている見た目上の車椅子でのハンディキャッパーとは大きく違った、はるか遠くの宇宙のストーリーを指先一つ、最近では頬の動きひとつで語っていたのであった。まさにハイテク搭載の車椅子だったのだ。

2014年にはインテルが『acat(英語サイト)』としてサポートしている。

インテルはホーキング博士のために、効率的に意思伝達ができる新しいシステムを開発した。オープンソースのソフトを利用しているので、同様の障害を持つ多くの人に応用が可能だ。

ACATによってホーキング博士の入力速度は2倍になり、日常的な作業の効率は10倍に向上した。キーボードアプリ「SwiftKey」から取り込まれた技術のおかげで、ホーキング博士が入力しなければならない文字は、全体で20%少なくなった。

出典:ホーキング博士の意思伝達システムは「オープンソース」:四肢麻痺の患者に応用できる仕組み

現在の平昌パラリンピックを観戦していても思うが、健常者以上のパフォーマンスを発揮するハンディキャッパーの多さに感動する。むしろ、これからは「テクノロジカル・アスリート」として、健常者以上の結果を生みだすと思う。ホーキング博士の偉大な功績が、これらのハンディキャッパー用のテクノロジーも進化させ、ASLの患者が文字入力やコミュニケーションを容易にさせた。近い将来、実際にしゃべるよりも、ハンディキャッパーが考えただけで、コミュニケーションできるようなテクノロジーも登場することだろう。

ホーキング博士がACATを操作するしくみ(英語)

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Intel Labs collaborated with Dr. Stephen Hawking on .NET-based assistive technology solution

実際にホーキング博士のスピーチは、見ておいたほうが良いだろう…。

講演時とリアルタイムではさすがに、違うが…。

TED2008 でのスピーチ(日本語字幕)

映画で活躍するホーキング博士

ホーキング博士の自伝映画を見ると、ある日突然、体が麻痺するという怖さを追尾体験することができる。

健常者といえども、生涯ずっと健常者とは限らない。ある日突然、自分にも訪れたらどうだろう?対応できるだろうか? そんなことをついつい考えてしまう。

ホーキング博士の映画が2本ある。

映画『博士と彼女のセオリー』

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映画『ベネディクト・カンバーバッチ ホーキング』 DVD版

取材テープは後日アップロードしたい…

Hi-8mmビデオテープ
Hi-8mmビデオテープ

1994年のMACWORLDの取材テープは、Hi8mmテープなので、デジタイズしてから公開したいと思う。

テープは残っていれども、再生するデッキやビデオカメラがすでに手元になくなってしまっているからだ。

デジタルメディアがクラウドになる事によって、パッケージのメディアで再生ができなくなるということもなくなった…。miniDV形式のビデオは、随時キャプチャーしまだ公開できるが、Hi-8mmビデオは業者さんのお世話にならないと公開できなくなってしまった。デジタルの黎明期は、フォーマットの争いだし、コンバージョンは今後とも必要な作業なのだろう。当時の取材テープは数千本に及ぶ…。データベースとして利用していたMicrosoftのExcelのデータもすでに、,カンマ区切りのテキストデータで管理している。

テクノロジーの進化は、「コンバージョン手法」もアップデートしておかなければ、置いてけぼりになってしまうようだ。

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2018年3月14日水曜日

近未来のテレビを体感 日テレクリエイティブテクノロジーラボ開催 - 岩手日報

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岩手日報

近未来のテレビを体感 日テレ『クリエイティブテクノロジーラボ』開催
岩手日報
日本テレビの技術統括局・日テレラボが主催する、放送の最新テクノロジーを活用したクリエイティブとビジネスを体感するイベント『クリエイティブテクノロジーラボ』が3月6日と7日、東京・汐留の日本テレビにて開催された。 【写真】MCアシスタントを務めるイベント中のERICA(右端) ◇テレビの楽しみを拡張する視聴システム 本名称 ...

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2018年3月13日火曜日

デジタルテクノロジーマーケティングの進化で実現するシェアリングと所有の二極化経済 - AdverTimesアドタイ

前回のコラムは久々であったので色々な反響をいただきましたが、筆者が一番驚いたのは継続して人気記事ランキング入りしていたことでした。編集部曰く「じわじわ読まれています」ということであったので、今回のシリーズは“じわじわ”読まれてゆくことを目指してゆきたいと思いますのでよろしくお願いします。

コモディティや一時利用はシェアリングへ、ラグジュアリー体験・高級嗜好品は所有へと両極端に分化

前回も書いたように筆者は2018年、日本はデジタルテクノロジーとそれに支えられたマーケティングにより高付加価値エコノミーへと進化していくのではないかと考えている。そこで1回目は“送料無料、コンテンツ無料”などを例にとり、それらが意味をなさない時代が近づいているのではないかということについて言及した。

今回のテーマは「コモディティや一時利用はシェアリング」に「ラグジュアリー・限定品は所有」へと二極化する、だ。

前回も書いたように、このような二極化の時代に入る背景としてはコミュニケーションプラットフォーム、決済プラットフォーム、デジタルメディアプラットフォーム、データ分析プラットフォーム、データ収集プラットフォーム、コンテンツ・広告配信プラットフォーム、通信プラットフォームなどがこの数年大きく進化したことで、様々な施策が可能になったことが影響していると考えている。
これらの議論は様々であるが、そのマーケティングへの影響は2014年に筆者が設立した「次世代マーケティングプラットフォーム研究会」で議論されているのでご参照いただきたい。

すでにその傾向は明らかになりつつあるが、消費に関してもその形態によって大きく分化してくると筆者は予想する。現在、拡大しているシェアリンングエコノミーは“所有より利用、低価格化”の流れを受けていると考えられるが、逆にラグジュアリー体験や高級嗜好品に関しては高価格化が進んでいるのではないだろうか。筆者は今の時代に当てはまる価値マトリクスとして以下を提唱したい。

※筆者制作

一見、分かりにくいかもしれないが、平たくいうと「どこにでも手に入るものは必要な時に利用できればよくて、たまにしか使わない限定されたものは購入して持つようになる」ということだ。このコンセプトや提供する便益をきちんと理解することが、商品やサービスのマーケティングを含めた施策を検討する上できわめて重要になる。

次ページ 「古典的な「ドリルが欲しいのか?穴が欲しいのか?」の議論」へ続く

「i(アイ)トレンド」バックナンバー

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2018年3月12日月曜日

ロボット産業を革新するモーターLiveDriveの超絶テクノロジー | Forbes ... - Forbes JAPAN

「Genesis Robotics」が開発した革新的なモーター「LiveDrive」は、ドーナツ型の形状と滑らかでメタリックな外観が印象的だ。

Genesis Roboticsは、カナダに本拠を置く研究開発企業「Genesis Advanced Technology」からスピンオフした企業だ。同社のCEO、Mike Hiltonによると、LiveDriveは旧式のモーターようにギアボックスを必要としないのが特徴で、そのユニークな外観こそがLiveDriveの革新性を示しているという。

「従来のモーターは、ロボットを動かすのに必要なパワーやトルクが不足していたためにギアボックスが必要だった。しかし、我々はギアボックスを排除しながら、従来のモーターと同等のパワーとトルクを備えることに成功した。これまでにない全く新しいデザインのモーターだ」とHiltonは話す。

「我々は、ロボットエンジニアたちからギアボックスの存在がロボティクスの発展を阻害しているという話を何度も聞き、LiveDriveの着想を得た」とHiltonは話す。

Genesis Roboticsが行き着いたのは、磁石を使ってアウトプットを増幅させるモーターだった。LiveDriveは厚さが2cmと薄く、積み重ねて使用することができるため、エンジニアはスペースを犠牲にすることなくパワーを増強することができる。

「モーターの直径は、10cmから76cmの間であれば好きなサイズに作ることができる」とHiltonは話す。また、LiveDriveを組み合わせて使うことで、興味深い用途のロボットを作ることが可能だ。

Genesis Roboticsは、LiveDriveを使ったパワードスーツを開発し、負傷した兵士がリハビリに活用する動画を公開している。同社は現在、LiveDriveのライセンスを供与するビジネスパートナーを探している。

同社はまた、荷物運搬ローバーの「Genesis Transporter」も開発した。このローバーは階段を上ることもできるという。

Transporterの用途としては、軍用物資の輸送や高齢者のサポートがあげられる。「ユーザーとして真っ先に思いついたのが、自分の母親だ。これからは重い買い物袋を持って道を渡ったり、階段を上らなくて済む」とTransporter の開発を主導した同社のCTO、James Klassenは話す。

Hiltonは、今後もパワードスーツやTransporterの開発を積極的に進め、LiveDriveの利点をアピールしていきたい考えだ。

「我々はLiveDriveのユニークな形状や能力を用いた革新的な製品を常に模索している。今後もTransporterのような製品を通じてLiveDriveをアピールし、市場をけん引していきたい」とHiltonは話す。

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2018年3月8日木曜日

ウーバーのカラニック前CEO新興テクノロジー企業支援でファンド ... - ブルームバーグ

米配車サービス、ウーバー・テクノロジーズの前最高経営責任者(CEO)トラビス・カラニック氏は、新興テクノロジー企業を後押しするための投資ファンドを設立することを明らかにした。

  発表資料によれば、「10100(テン・ワンハンドレッド)」と名付けたこのファンドは、不動産や電子商取引のスタートアップ企業や、中国やインドのテクノロジー事業に重点を置く。また教育や都市での非営利活動にも取り組む。カラニック氏の「情熱、投資、アイデア、そして大きな賭け」を包含するものだとしている。

  約10年前にウーバーを共同で創業したカラニック氏は、昨年の混乱期を経てCEO辞任に追い込まれた。同氏は約14億ドル(約1490億円)相当の株式をソフトバンクグループ率いる投資家グループに売却したが、取締役のポストにはとどまっている。

原題:Uber’s Travis Kalanick Starts Fund to Invest in Tech Startups(抜粋)

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