
1日の米株式相場はまちまち。アップルなどテクノロジー株が終盤に上昇した。一方で製造業景況指数が低調だったことから産業株は値下がりした。
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WBIインベストメンツのマット・シュライバー社長兼最高投資責任者(CIO)は、「押し目買いがやや入った可能性がある」と分析。「ファンダメンタルズを追っていれば、好調な利益や売上高を上げている企業のセクターに資金を投じることになる」と続けた。
S&P500種株価指数は前日比0.3%高の2654.80。ダウ工業株30種平均は64.10ドル(0.3%)安の24099.05ドル。ダウ平均はこれで3日続落。米国債市場では、ニューヨーク時間午後4時51分現在、10年債利回りが1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.97%。
ニューヨーク原油先物市場のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は反落。3週間余りで最大の下げとなった。米国の在庫が増加するとの見通しやドルの上昇を背景に売りが広がった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は1.32ドル(1.9%)安の1バレル=67.25ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント7月限は1.56ドル下げて73.13ドル。
ニューヨーク金先物相場は続落し、年初来の上げを失った。ドルの上げ拡大が手掛かり。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は0.9%安の1オンス=1306.80ドルで終了。
今週の大きな注目材料は米連邦公開市場委員会(FOMC)と雇用統計となりそうだ。
プルデンシャル・ファイナンシャルのチーフ市場ストラテジスト、クインシー・クロスビー氏は「経済が力強さを増しつつあるのか、または緩やかな成長が続くのか。そしてそうした中で、特に欧州経済が減速する場合に米経済が3回ないし4回の利上げを乗り切れるのか否か、そうした見方が市場で綱引きしている」と述べた。
原題:Stocks End Mixed as Apple Boosts Tech; Bonds Fall: Markets Wrap(抜粋)
Oil Slumps as Traders Brace for Supply Increase, Stronger Dollar
Gold Erases 2018 Gain While Copper, Other Metals Slip on Dollar
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