2018年2月5日月曜日

テクノロジーと対応力を東京組織委平昌で検証 - 時事通信

 約2年半後に迫った2020年東京五輪の運営計画を精査するため、大会組織委員会の職員が平昌五輪を現地視察する。国際オリンピック委員会(IOC)提供のオブザーバー・プログラムに参加し、想定するプランを実地で検証していく。
 16年リオデジャネイロ五輪で得た知見も踏まえ、組織委の担当者は「一歩踏み込んだ視点で視察する」と狙いを話した。重点を置くのは「テクノロジー」。韓国は先進的なIT国家。その強みを生かした五輪での新たな取り組みを探る。東京五輪は「史上最もイノベーティブ(革新的)」をビジョンに掲げており、特にセキュリティーにおける科学技術の効率的な活用を意識して学ぶ。
 もう一つの大きなテーマは「対応力」。平昌五輪は冬季大会でも異例といえる寒さの中で開催される。東京五輪で問われるのは夏の暑さ対策だが、天候に関わる不測の事態に備える点では平昌と共通する。競技日程や輸送など大会全体の運営に与える影響、観客への寒さ対策の観点から課題を洗い出す。
 オブザーバー・プログラムは開幕に先立つ6日から閉会式翌日の26日まで。組織委から110人が参加し、競技会場と施設の現場視察、座学での講義を含めて計56コマが組まれている。(時事)(2018/02/05-04:40) 関連ニュース

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