2017年10月4日水曜日

東朋テクノロジー食品検査装置の米国での販売権を取得英社から - 日本経済新聞

 半導体・液晶関連装置を製造する東朋テクノロジー(名古屋市)は4日、英国の食品安全検査装置メーカーから米国での販売権を取得したと発表した。販売実績に応じて手数料を支払う契約で、10月上旬から販売を始める。東朋テクノロジーは新規事業として食品分野の開拓を進めており、検査機関などに売り込む。

 英国メーカー「Solus(ソーラス) Scientific」と契約を締結した。同社はサルモネラやO157などの病原菌を自動検出する装置や、検出に必要な抗体を製造している。欧州やアジア、オセアニアが対象で、米国には進出していなかった。

 東朋テクノロジーはこれとは別に、中小の食品業者向け検査装置を自社で開発中で、2018年春に「CERTUS(サータス)」のブランド名で米国で発売する。ソーラスの製品は検査機関や大手食品メーカーが対象のため客層が異なり、相乗効果が見込めるという。

 ソーラスの装置は一回の検査で最大192検体を処理でき、検査機関の人手やコストを効率化できるという。東朋テクノロジーの自社製品で使う抗体も、ソーラスから仕入れるという。

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