2017年8月30日水曜日

知名度アップ軽音楽甲子園 豊郷小旧校舎群で月開催 - 中日新聞

 豊郷町商工会が、豊郷小学校旧校舎群講堂で毎年秋に催す「とよさと軽音楽甲子園」の知名度が高まっている。高校生の軽音楽バンドの全国大会で、昨年は、過去最多の七十二組が応募。今年も十一月五日に開き、九月五日まで出場バンドを募集している。

 旧校舎群は人気アニメ「けいおん!」の劇中の校舎のモデルといわれ、年間約五万人が訪れる。町商工会は、アニメや音楽の力で地域を盛り上げようと、二〇一一年から毎年、軽音楽甲子園を企画。今年で七回目を迎える。

 応募は、初回三十一人、二回目が十四人と低迷した。商工会が会員制交流サイト(SNS)を通じて幅広くアピールするとともに、全国高校文化連盟軽音楽専門部を通じたPRに力を入れたことで応募者が増え、一昨年から七十人を突破。東京や大阪などからも応募が来るようになった。

 県内から応募したバンドは十月一日、旧校舎群講堂である予選に臨み、勝ち抜いた一組が県代表になる。県外のバンドは、音源審査で九組が出場できる。軽音楽甲子園の当日は、十組のバンドが演奏を競い、最優秀賞には文部科学大臣賞が贈られる。

 演奏技術に加え、パフォーマンスが優れたバンドも多く、ステージを盛り上げる。商工会は、今年も多くの個性豊かなバンドが熱い演奏を繰り広げてくれると期待している。

 メンバー全員が高校生で、成人の同伴者がいれば、正規の部活動でなくても応募できる。申し込みは、商工会のホームページ上にある応募用紙に必要事項を記入し、メールか郵送で商工会へ。県外から応募する場合は、メンバーの顔写真と、収録した音源のCDかDVDが必要。

 町商工会の担当者は「全国の高校生の前で演奏できる機会。ぜひ応募してほしい」と呼び掛けている。(問)商工会=0749(35)2022

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