2017年8月19日土曜日

日本で台湾音楽を楽しむ台ワンダフルが開催年々盛んになる音楽交流 日台関係を統治時代から振り返る 戦後は台湾に日本の歌謡曲アイドルの影響大きく - 産経ニュース

 台湾の音楽やグルメが楽しめるイベント「台ワンダフル」が18日、東京都渋谷区の恵比寿リキッドルームで開催され、約800人(主催者発表)の来場客でにぎわった。日本と台湾の音楽交流は近年、ますます盛り上がりを見せており、互いの音楽イベントに双方のアーティストが出演するほか、アーティスト同士の共演も多く行われている。こうした現在に至るまで、両者の音楽における関係にはどのような変遷があったのか。日本と台湾が深い関わりを持った、日本が台湾を統治していた時代から振り返ってみた。(金谷かおり)

■日本統治時代、一人の男性が台湾レコード産業の発展に影響

 日本は1895~1945年の50年間、台湾を統治していた。統治時代に対して台湾では、公衆衛生の向上やインフラ整備などへの評価がある一方、差別など負の面があったことも記憶に刻まれており、捉え方は各個人や年代によってもさまざまに異なる。

 台湾には、かつて中国大陸から渡ってきた人たちが多く住んでいる。台湾出身で日本統治時代における台湾の音楽について研究している国立奈良教育大の劉麟玉准教授(音楽科教育)によると、日本が統治した当初、台湾の漢民族社会で広く一般的な音楽(台湾伝統音楽)は中国大陸に由来するものだった。

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